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連動文

連動文とは、連動文とは次のように、動作者が同じで2つ以上の動作を行ない、それらの動作が何らかの関係を持つものである。

連動文には大きく分けて次の3種類が存在する。

前の動作が先に発生し、後ろに登場する動作が後に発生する

例) 他坐船去上海了。 (彼は船に乗って上海に行きました)

前の動詞句が後ろの動作を行う上での手段又は方式を表わす

例) 我们走着去吧。 (私たちは歩いて行きましょう)

後ろの動詞句が前の動詞句を修飾する

例) 有很多事情要做。 (やるべき事がたくさんある)

很+不+形容詞

「很+不+形容詞」は「とても~でない」と訳し、強い否定を表す表現である。

この形を形成することができる形容詞は次に掲げる2種類である。

■プラスイメージの形容詞。「好、高兴(嬉しい)、漂亮(美しい)、温柔(温和だ)、方便(便利である)」等。

例) 很不高兴、很不漂亮、很不温柔

■小ささを表わす形容詞。「小(小さい)、便宜(安い)、少(少ない)、浅(浅い)」等。

例) 很不小、很不便宜、很不少

介詞を伴う文における否定副詞の位置

介詞を伴う文の中に否定副詞を置く状況は次に掲げる2種類である。

・介詞の前
・動詞あるいは形容詞の前

相対的に言えば、介詞の前に置くの方が多い。HSK等の試験でどちらか迷った場合、これまでの問題データから分析すると介詞の前に置く方を選んだ方が正解の確率が高い。

例) 我不在家做饭 (私は家でご飯を作りません)

例) 我在家不做饭 (私は家でご飯を作りません)

介詞

介詞とは

介詞とは、英語で言う前置詞に相当する。英語と違い「介詞+目的語」の構造は動詞より前に来る。

語順: 主語+介詞+名詞+動詞+(目的語)

例) 我在公园玩 (私は公園で遊びます)

介詞の種類

■在・・・動作が行われる場所、時間点を導く (~で、~に)

例) 我在家做作业 (私は家で宿題をします)

■给・・・動作、行為の受益者を導く (~のために)

例) 我想给你买电脑 (私はあなたにパソコンを買ってあげたいです)

■跟・・・共に行動する人(~と)、或いは動作の対象を導く(~に)

例) 我来跟他说吧 (私が彼に話します)

■对・・・動作の対象を導く (~に対して)

例) 我对漫画不感兴趣 (私は漫画に興味がありません)

■从・・・動作の場所の起点、時間の起点(~から)、或いは通過点を導く(~を)

例) 从公园里穿过去 (公園の中を通り抜けます)

■离・・・二点間の時間的あるいは空間的距離を導く

例) 我家离火车站有一公里 (私の家は駅から1キロメートル離れたところにあります)

介詞の省略

「介詞+目的語」の構造が文頭に来た場合、介詞は省略可。

例) 下午三点我们出发吧 (3時に出発しましょう)

選択疑問文

選択疑問文とは

選択疑問文とは、話者が二者択一の選択肢を示し、その中から回答を選ばせる疑問文のことを言う。

選択疑問文の形式: (是)~(呢),还是~(呢)? (~か、それとも~か)

例) 你去,还是我去? (あなたが行きますか、それとも私が行きますか)

選択疑問文の対比対象

選択疑問文の対比対象としては、名詞、動目構造、文などが挙げられる。文の成分でみれば、主語、目的語などが対比対象となる。

目的語を比較する場合、名詞が「是」の目的語の場合「是」は省略不可。その他の場合は省略可能。

例) 他是美国人,还是日本人? (彼はアメリカ人ですか、それとも日本人ですか)

依頼文

依頼文の語順1 (丁寧な肯定依頼)

語順: 请+人+動詞+目的語 (人に~してもらうように頼む→どうぞ~してください)

例) 请你休息 (あなたに休んでもらうように頼む→どうぞお休みください)

※「你」の場合は「请」の前に出すことができる。

※「请坐」「请喝茶」の場合は固定表現となっていて、「你」をつけないのが普通。

依頼文の語順2 (丁寧な否定依頼)

語順: 请+人+不要/别+動詞+目的語 (人に~しないように頼む→~しないでください)

例) 请你不要说话 (あなたにしゃべらないように頼む→しゃべらないでください)

禁止命令文

禁止命令文の語順

語順: 不得/不要/别+動詞 (~してはいけない/~しないでください/~しないで)

例) 不得回国 (帰国してはならない)

例) 不要乱跑 (みだりに走らないでください)

例) 别吵了 (騒がないで)

上記の禁止命令文のうち「不得」は主に書き言葉で用い、「不要」と「别」は主に話し言葉で用いる。

禁止命令文の短縮形

「别(bie2)」は「不要(bu2 yao4)」が縮まってできたと言われている。年上には「别」は使わない方が良いという中国人がいるので、基本的に「不要」を使用した方が無難であろう。

「不用」も柔らかい制止の意味で用いられることがある。中国語の基本方言の1つである北京語には「不用」が縮まってできた「甭(beng2)」という単語が存在する。

例) 不用害怕 (恐れるには及ばない)

動目構造

動目構造とは

動目構造とは「動詞目的語構造」の略で、動詞+目的語を1単位とする要素のことを言う。

主語あるいは目的語になれる動目構造

中国語は、名詞だけでなく、動目構造(V+O)、文章(S+V+O)も主語あるいは目的語になることができる。

例) 抽烟对身体不好。 (タバコを吸うのは体に良くない)

例) 老师说学生应该努力学习。 (先生は、学生は勉学に励むべきだと言った)

動目構造(V+O)である「抽烟」は、動詞「抽」と名詞「烟」に分かれる。

動詞が何を目的語としてとるかを見分ける方法

目的語として名詞、動目構造(V+O)、文章の何れをとるかは動詞によってそれぞれ異なることから、1つ1つ覚える必要がある。

二重目的語をとる動詞

二重目的語をとる動詞と目的語の語順

語順: 動詞+目的語1(人)+目的語2(物)

目的語1を間接目的語、目的語2を直接目的語、合わせて二重目的語と呼ぶ。

例) 给他钱 (彼にお金をあげる)

二重目的語をとる動詞のパターン

■与える意味合いが含まれる動詞

例) 给 (あげる)、送 (送る)、还 (返す)、借 (借す) etc.

■手に入れる意味合いが含まれる動詞

例) 借 (借りる) etc.

■伝達の意味合いが含まれる動詞

例) 问 (尋ねる)、告诉 (伝える) etc.

類義語: 「问」と「打听」

どちらも「尋ねる」という意味だが、用法に次のような違いが存在する。

「问」は常に二重目的語をとることができるが、「打听」は間接目的語が2人称の場合のみ二重目的語をとることができる。

例) 我问你一件事。 (あなたに1つ尋ねる)

例) 我打听你一件事。 (あなたに1つ尋ねる)

間接目的語が2人称でない場合、「打听」は二重目的語をとることができない。

例) 我问他一件事。 (私は彼に1つ尋ねる)

例) 我打听他一件事。 (私は彼について1つ尋ねる)

類義語: 「说」と「告诉」

どちらも「話す」という意味だが、用法に次のような違いが存在する。

「说」を使って「~と話す」と表現する場合、「跟+人+说」と並べる必要がある。

例) 跟他说~ (彼に~を話す)

なお、「说+人」と並べた場合、「人について話す/人をしかる」という意味になるので要注意。

例) 说他 (彼について話す/彼をしかる)

形容詞の名詞修飾

一音節の形容詞の名詞修飾

一音節の形容詞とは漢字1文字の形容詞のことで、名詞を直接修飾することができる。

例) 好(的)学生 (良い学生)

二音節の形容詞の名詞修飾

二音節の形容詞とは漢字2文字の形容詞のことで、基本的に形容詞の後ろに「的」を入れるが、「的」をつけずに名詞を直接修飾できるものもある。

例) 漂亮的女人 (きれいな女性)、新鲜(的)水果 (新鮮な果物)

形容詞の前に副詞をつける場合

形容詞の後ろに必ず「的」を付ける必要がある。

例) 很好的学生 (素晴らしい学生)

形容詞「多」「少」の名詞修飾

形容詞「多」「少」の前に必ず程度副詞を付け、形容詞「多」「少」の後に「的」をつけない。

例) 很多学生 (たくさんの学生)、不少钱 (たくさんのお金)